ページコンテンツ
本記事はメーカーのEHOMEWEI様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
今回はEHOMEWEIのモバイルモニター『E160DSL』 を試してみたのでレビューします。
時間のない方向けに先に結論から述べると、
タッチペン対応の16インチ2K解像度・アスペクト比16:10、ウルトラスリムデザインで重量 900gと、高スペックでとても使い勝手がいい製品です。
リモートワークが増える中、どこでも手軽にマルチディスプレイ環境を作りたいかたにはうってつけの製品です。
※当店へお越しいただいたことがあるお客様はご存知と思いますが、メーカーさんへの忖度等は一切ありませんので先に言っておきます~
今回の検証環境
今回は以下PCにて『E160DSL』の検証をしています。
型番 | LENOVO_MT_81X2_BU_idea_FM_IdeaPad Flex 5 14ARE05 |
OS | Windows 11 Home 21H2 64bit |
CPU | AMD Ryzen 7 4700U with Radeon Graphics、2000 Mhz、8 個のコア、8 個のロジカル プロセッサ |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
HDMIポート | あり |
USB Type-Cポート | あり(ただし、給電のみで映像出力には未対応) |
EHOMEWEI E160DSLのスペック及び付属品
以下、E160DSLのスペックです。
メーカー | EHOMEWEI |
型番 | E160DSL |
ディスプレイサイズ | 16 inch |
アスペクト比 | 16:10 |
パネルタイプ | IPS(視野角178°) |
タッチパネル | 10点マルチタッチパネル |
タッチペン仕様 | Stylus静電容量方式、筆圧4096段階、傾き45度検知、MPP方式 |
表面仕様 | グレア(光沢液晶) |
解像度 | 2K (2560 x 1600) WQXGA |
リフレッシュレート | 60Hz |
最大輝度 | 400 cd/m² |
コントラスト比 | 1500:1 |
色域 | DCI-P3 100% |
映像入力端子 | USB Type-C、Mini-HDMI |
スピーカー | 1W x 2 |
VESA | 非対応 |
重量 | 約900g |
ボディー素材 | CNCメタル合金 |
定格消費電力 | 15W |
ポート種類及び付属品は以下カタログがわかりやすいですが、驚いたのは、画像にない付属品が充実していたこと。
当初は、ケーブル類やタッチペンだけでなくモニターケースや保護フィルムまでついており、とても良心的だとおもっていたのですが、製品到着後驚きました。
なんと、クリーニングクロスやスタイラスペンの単6電池及び替芯までついているではありませんか!!
(スタイラスタッチペンはアップデートがあり次回納品分より電池式から充電式に切り替わるとのことです。充電式はさらに使いやすそう)
そしてさらに、液晶の保護フィルムは光沢フィルム、非光沢フィルムの2枚入り!
製品自体はグレア(光沢液晶)なので、グレアが苦手な方は非光沢フィルムを貼ることで即解決できる仕様のようです。
追加で色々と購入しなくていいのは本当ありがたいですね~
ちなみにマニュアルは日本語なので、はじめてのモバイルモニターでも安心して購入できます(^o^)
PC接続設定方法
今回の検証PCでの接続設定は以下の通り。
- PCのUSB Type-C・HDMIポートをE160DSLの各USB Type-C、Mini-HDMIポートに接続
- PC画面の複製がE160DSLに表示される
- 画面拡張をしたい場合は、PC側のディスプレイ設定もしくはショートカット([Windows キー]+[P])にて設定
なにか設定が必要というよりは、ケーブルを挿すだけで使えるというとても優しい仕様です。
また今回は未検証となりましたが、PC側のUSB Type-Cポートが給電のみではなく、映像出力(Thunderbolt3)にも対応していれば、TypeCケーブル一本で接続可能となります。
TypeCケーブル一本で使えれば、ディスク周りがスッキリしますし、持ち運びにも快適ですね。
もちろん、PC側にUSB Type-Cポートがなくても、Type-AポートとHDMIポートがあれば付属ケーブルだけでタッチパネルも使用できますので、古いPCとでも活躍できます。
E160DSL側 設定項目
E160DSLの電源/OSDメニューより、タッチパネルで設定可能です。
読書モードではモノクロになったり、ブルーライトカットや3Dサウンド設定と設定機能も多めで色々とカスタマイズできます。
設定項目1
- 画面反転(180°)
- アンカー(照準機能)
- 自動コントラスト調整
- 設定をリセット
- mini-HDMI信号
- 信号自動選択
- 音声ミュート
- ゲームモード
- 動画視聴モード
- Web閲覧モード
- 読書モード
- 音量調整
- 明るさ調整
- コントラスト調整
設定項目2
- 色温度調整(6500、9300、sRGB)
- 色相
- 飽和度
設定項目3
- 言語切替(中国語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語)
- HDR切替(ON/OFF/AUTO)
- 3Dサウンド
- ブルーライトカット
- シャープネス
E160DSLの強み、弱み
強み
- 圧倒的な薄さ(4mm)と軽量(約900g)仕様の上、専用ケースが付属しており室内のみならず室外への持ち運びも快適
- 2K高画質 (2560×1600)でDCI-P3 100%、コントラスト比 1500:1と、とにかく映像がめちゃくちゃキレイ!メリハリのある美しい画像表示でYouTubeの映像をみるのが楽しくなります。
- 16インチで16:10のアスペクト比は広い表示領域で仕事も捗る嬉しいスペック
- スタイラスタッチペン対応で10点同時マルチタッチパネル搭載なので、今までタッチを使ったことがないかたでもハマりそう
- 折り畳み可能な自立式スタンド (0〜90°)で、柔軟に角度や設置位置を変えられる(なにげに超便利)
- CNCメタル合金で高級感と耐久性を両立、出先でドヤ顔でだせます笑
- 多種デバイスに対応しておりスマホ等でも使用できるのは嬉しい
- ゲームモードや動画視聴モード、読書モード等、使用にあわせてタッチパネルで設定を変更できるので使いやすい
弱み
- アスペクト比16:9のSwitch等は映像が引き伸ばされて表示される
- 音楽を流す際、スピーカーの高音は抜けが良いが低音が弱め (これはモバイルモニター全体に言えることではある)
- 価格は4万円台とモバイルモニターとしては高価格帯な為、予算との折り合いはでそう
- リフレッシュレートは60Hzなので、ガチゲーマー向けではない。(そこはモバイルモニターですので)
- もっと弱みをだしたかったが、現時点では思い浮かばない。。
EHOMEWEI E160DSL のレビューまとめ
ウルトラスリムデザインで16インチ大画面なのに持ち運びできる携帯性を維持しつつ、タッチ操作対応と、機能性抜群!
映像もこれまで書いたように超綺麗でしかも16:10のアスペクト比は仕事面で大活躍。
あえてケチをつけるとしたら4万円台の価格ぐらいでしょうか。(スペック比でみるともちろん高コスパです。)
予算的にカバーできるなら、EHOMEWEI E160DSL を選んでおけば間違いなく長く使用できる製品です。
当店のカウンターに実機を置いておきますので、モバイルモニターを検討のお客様は是非触ってみてください!!
また、13.3インチのEHOMEWEIモバイルモニター『O133DSL』もレビューしておりますので、気になる方はどうぞ。
ゲーミングモニターG156NSRについても、興味がある方は以下の記事をご覧ください!
パソコン修理・販売・買取・サポート
- パソコン修理は しまんとパソコンサポート にお任せください
- パソコン販売・買取も実施中
- パソコンの使い方で不明点がでた場合もお気軽にどうぞ