EHOMEWEIモバイルモニター O133DSL を試してみた

本記事はメーカーのEHOMEWEI様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。

今回はEHOMEWEIのモバイルモニター『O133DSL』 を試してみたのでレビューします。

13.3インチと持ち運びに適したサイズにもかかわらず、4K有機ELパネルを搭載している本機。
圧倒的な高画質が売りのモバイルモニターにもかかわらず、軽量でスタイラスタッチペン対応と、まさに全部入りのスペックといえます。

実際に触ってみた感触を書いていきたいと思います。

今回の検証環境

今回は以下PCにて『O133DSL』の検証をしています。

型番	LENOVO_MT_81X2_BU_idea_FM_IdeaPad Flex 5 14ARE05
OS	Windows 11 Home 21H2 64bit
CPU	AMD Ryzen 7 4700U with Radeon Graphics、2000 Mhz、8 個のコア、8 個のロジカル プロセッサ
メモリ	16GB
SSD	512GB
HDMIポート	あり
USB Type-Cポート	あり(ただし、給電のみで映像出力には未対応)

EHOMEWEI O133DSLのスペック

以下、O133DSLのスペックです。

E160DSLは画面サイズが16インチでしたが、今回のO133DSLは13.3インチ。
その分、モニターケースも一回り小さくなっています。
このモニターケースがまたかっこいいんです。

なかはしっかりクッションになっており、モバイルモニターをしっかり守ってくれます。

また、E160DSLのモニターケースにはEHOMEWEI のロゴが入っていましたが、今回のO133DSLのモニターケースはロゴなしの無印です。

スタイラスタッチペンはUSB-C充電式のものが同封されていました。
E160DSLの時と同じく、乾電池式からUSB-C充電式のスタイラスタッチペンに仕様変更されているようで、手軽に充電できるのでうれしいアップデートです。

保護フィルムは、光沢フィルム、非光沢フィルムの２枚入り！

製品自体はグレア（光沢液晶）なので、グレアが苦手な方は非光沢フィルムを貼ることで即解決できますね。
クリーニングクロスも付属しているので、画面の汚れも簡単に掃除できます。

ちなみにマニュアルは日本語なので、はじめてのモバイルモニターでも安心して購入できます(^o^)

PC接続設定方法

今回の検証PCでの接続設定は以下の通り。

1. PCのUSB Type-C・HDMIポートをO133DSLの各USB Type-C、Mini-HDMIポートに接続
2. PC画面の複製がO133DSLに表示される
3. 画面拡張をしたい場合は、PC側のディスプレイ設定もしくはショートカット(［Windows キー］+［P］)にて設定

なにか設定が必要というよりは、ケーブルを挿すだけで使えるというとても優しい仕様です。
E160DSLと同様、簡単に使えるので初めてのかたも安心して使えます。

また今回は未検証となりましたが、PC側のUSB Type-Cポートが給電のみではなく、映像出力(Thunderbolt3)にも対応していれば、TypeCケーブル一本で接続可能となります。
TypeCケーブル一本で使えれば、ディスク周りがスッキリしますし、持ち運びにも快適ですね。

もちろん、PC側にUSB Type-Cポートがなくても、Type-AポートとHDMIポートがあれば付属ケーブルだけでタッチパネルも使用できますので、古いPCとでも活躍できます。

O133DSLのスタンド角度

モニタースタンドは０度から90度まで動かせますので、画面を見やすい角度に変えることが可能です。
横からみると、薄さが際立ちますね～ (最薄部4mm)

筆圧4096段階検知と傾き45度検知に対応したタッチパネルとスタイラスペンは、液晶タブレットとしてもつかえます。

使っているだけでクリエイティブなアイディアが生まれる予感がしてきます笑

O133DSL側 設定項目

O133DSLの電源/OSDメニューより、タッチパネルで設定可能です。

読書モードではモノクロになったり、ブルーライトカットや3Dサウンド設定と設定機能も多めで好みのカスタマイズや利用シーンにあった設定ができます。

設定項目1

• 画面反転（180°）
• アンカー（照準機能）
• 自動コントラスト調整
• 設定をリセット
• mini-HDMI信号
• 信号自動選択
• 音声ミュート
• ゲームモード
• 動画視聴モード
• Web閲覧モード
• 読書モード
• 音量調整
• 明るさ調整
• コントラスト調整

設定項目2

• 色温度調整（6500、9300、sRGB）
• 色相
• 飽和度

設定項目3

• 言語切替（中国語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語）
• HDR切替（ON／OFF／AUTO）
• 3Dサウンド
• ブルーライトカット
• シャープネス

O133DSLの映像美

有機ELパネルの発色の良さと4K解像度により高精細な映像を出力可能なO133DSL。
4K動画を実際に再生したところ、圧倒的な映像美に驚きました。
海の波など、繊細な映像もはっきりと表現してくれます。

いくつか写真に収めたのですが、カメラではこの画質のよさが伝わずボツにしましたがフルHDと近距離で比較しても綺麗かつ臨場感のある映像です。
実際に見てみるのが早いと思うので、気になる方は店頭に置いていますので試してみてください。

O133DSLの映像美のポイントは以下です。

• 有機EL (OLED)
• 829万個の有機EL素子に直接電流を流すことで繊細かつ色鮮やかな美しいディスプレイを表現
• 4K高画質 (3840×2160)
• デジタルシネマ規格の100% DCI-P3 色域
• コントラスト比 100000：1
• 鮮やかな色を表現できるHDRモード
• 液晶パネルでは表現できないピュアブラックも細かく表現可能
• 画面比率94%のスリムベゼルで映像に集中できる

O133DSLの強み、弱み

強み

• 圧倒的な薄さ(最薄部4mm)と軽量(約600g)仕様の上、専用ケースが付属しており室内のみならず室外への持ち運びも快適
• 4K高画質 (3840×2160)でDCI-P3 100%、コントラスト比 100000：1と、圧倒的な映像美。ユーチューブなど普段みる映像も画質を上げてみるのが癖になるのではないでしょうか。
• 13.3 インチのモニターは取り回ししやすく、角度調整も柔軟に出来るため、様々なシーンに対応可能
• スタイラスタッチペン対応で10点同時マルチタッチパネル搭載なので、今までタッチを使ったことがないかたは衝撃をうけそう
• CNCメタル合金で高級感と耐久性を両立、さらに薄いのもあいまって高いデザイン性を実現しています
• 多種デバイスに対応しておりスマホ等でも使用できるのは嬉しい
• ゲームモードや動画視聴モード、読書モード等、使用にあわせてタッチパネルで設定を変更できるので使いやすい

弱み

• モバイルモニター側で音楽を流す際、スピーカーの高音はとても抜けが良いが低音が弱め (振動で低音を感じたいマニアックなかたは別途スピーカー必須)
• 価格は5万円台とモバイルモニターとしては高価格帯な為、予算との折り合いはでそう
• モバイルモニターに求めるものでもないが、リフレッシュレートは60Hzなので、ゲーミング向けではない。(応答速度は1ms)

EHOMEWEI O133DSLのレビューまとめ

13.3インチ モバイルモニターの中では現時点での最高傑作といってもいいのかなというくらい、高機能が満載のフルスペックモバイルモニターでした。

モバイルモニターとして穴のない製品に仕上がっており、高画質モバイルモニターを探しているかたはこの製品を選べば長年愛用できそうです。

低価格帯の製品ではないので予算との兼ね合いもあると思いますが、EHOMEWEI 製品のクオリティの高さには毎回驚かされます。

当店のカウンターに実機を置いておきますので、モバイルモニターを検討のお客様は是非触ってみてください！！

また、16インチサイズのモバイルモニターが気になる方は、EHOMEWEI E160DSL の記事もどうぞ

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