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CPUとは
CPUとはパソコンでしたい処理をするための装置で、人間でいうところの頭脳のようなものです。
具体的には画面を出したり、データの保存をしたり、音を再生したり、動画を再生したりしたいという命令をCPUが受けたら、次にどのような画面を出すかとか、どんな音を出すかなどをCPUが計算し各パーツに命令します。
CPUの処理能力が高いほど、操作したいことが早く画面に現れます。
性能を決める要素
CPUのスペックを決める要素は主に『コア数』・『スレッド数』・『クロック周波数』・『キャッシュ』・『バススピード』があります。
コア数
CPUのコア数は、人間の“脳みそ”に例えられたりします。
コア数が2コア、4コア、6コア…と増えることで、より高性能になります。
一昔前は1コアしかないCPUが一般的でしたが、現在は32コアをつんでいるCPU等もあり、高性能化が進んでいます。
スレッド数
『スレッド数』とは、OS上で認識されるCPUのコア数です。
コア数がCPUについている物理的な数なのに対して、スレッド数はOSが認識する論理的なコアといえるでしょう。
CPUスレッド数は、コア数と同様に多いほうが高性能です。
注意が必要なのは、2コア4スレッドと4コア4スレッドだと、4コア4スレッドのほうが高性能だということです。
つまり、同じスレッド数でもコア数が多いほうがより高性能となります。
クロック周波数
『クロック周波数』とは、回路の処理歩調を合わせる信号(クロック信号)が1秒間に何回発生するかを示した値です。
このクロック周波数の数値が大きければ大きほど高性能になります。
キャッシュ
CPUキャッシュメモリーのことで、バスインターフェースから受け取ったデータを一時的に保管しておく場所です。
このCPUキャッシュメモリーがあることにより、データをRAMまでアクセスする手間が省けます。
CPUキャッシュメモリーは、多ければ多いほど高性能ということです。
バススピード
CPUとそれ以外のコンポーネントとをやり取りするスピードのことです。
バススピードは速いほど高性能なCPUとなります。
CPUの性能を数値で確認する
CPUの性能を決める要素を紹介しましたが、現在ではCPUスコアを参考に性能を確認するのが一般的です。
CPUスコアも色々ありますが、「Passmark CPU Mark」というスコアがいちばんメジャーです。
Passmark CPU Markでの確認方法
- こちらをクリックします。
- 「Find CPU」の左の空欄にCPUの名前(「i3-3130M」など)を入れる
- 「CPU Mark」の列の数字がCPUスコアです。
CPU Markの点数が高いほど、より性能のいいCPUといえます。
もっと高性能なCPUに交換するには
CPUスコアをみたかたの中には、もっといいCPUに交換したいというかたもいらっしゃると思います。
そのような方向けに以下の記事も書いていますので、気になる方はどうぞ。
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