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本記事はメーカーのWAVLINK様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
今回はWAVLINKの無線LANカード AX3000 WL-WN675X2-Bを試してみたのでレビューします。
AX3000 WL-WN675X2-Bの説明
仕様
デスクトップ用 Wavlink AX3000 Wi-Fi 6E トライバンド PCIe アダプター (WL-WN675X2-B) は、6Ghz で最大 1200Mbps、5GHz で 1200Mbps、2.4GHz で 574Mbps というWifi6E対応製品。
1024-QAM、OFDMA、および MU-MIMO がサポートされているため、複数のデバイスが接続された高密度のネットワークでも、ワイヤレス信号と速度が向上します。
Wi-Fi 6E ネットワーク カードは、WPA3 セキュリティと Bluetooth 5.2 を組み合わせることで、PC に最新の将来性のあるテクノロジーを提供します。
特徴
製品型式:WN675X2-B
伝送速度: 2.4GHz: 574Mbps 5GHz: 1200Mbps 6GHz: 1200Mbps
プロトコル標準: IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax をサポート
周波数帯域: 2.4GHz、5GHz、6GHz
テクニカル サポート: MU-MIMO、OFDMA、BSS カラーリング、1024QAM、ターゲット ウェイク タイム (TWT)
サポートシステム: Win 11/10 (64 ビット)
Bluetooth バージョン: Bluetooth 5.2
ワイヤレス セキュリティ: WPA/ WPA2/ WPA3、WPA-PSK/ WPA2-PSK 暗号化
パッケージ
-1x WiFi 6E AX3000 PCIe アダプター
-1x Bluetooth ケーブル
-1x 外部アンテナ
-1x ロープロファイルブラケット
-1x ドライバーダウンロードカード
-1x ユーザーマニュアル
AX3000 WL-WN675X2-Bを開封
フルPCI用のブラケットとLowProfile用のブラケットの両方が付属していますので、デスクトップPCであれば大きさに合わせてブラケットを交換して装着できます。
PCI-Eスロットの端子部分もプラスチックフィルムで綺麗に梱包されていて、親切だなと思いました。
AX3000 WL-WN675X2-Bを実際に取り付けてみた
今回は以下PCに『AX3000 WL-WN675X2-B』を取り付けてみました。
型番 | Dell Vostro 3800 |
OS | Windows 10 pro 22H2 64bit |
CPU | Intel(R) Core(TM) i7-4770 CPU @ 3.40GHz |
メモリ | 8GB |
SSD | 128GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeFoce GT 1030 |
AX3000 WL-WN675X2-Bを取り付ける前から既にかなりの魔改造を施しているマシンですが、果たして認識するでしょうか!?
ロープロファイルブラケットに交換
まずはPCにあわせて、ブラケットをロープロファイルブラケットに交換します。
ネジ2本で止めてあるだけなので、簡単に交換可能です。
PCIeスロットに固定
PCIe スロットに装着します。
PCI-Express x1が空いていたので、そちらに装着しました。
Bluetooth用ケーブルの接続
マザーボードのusb 9ピン側に、Bluetooth用ケーブルを接続します。
本製品の使用には、PCIeスロットの空きだけでなく、usb 9ピンの空きも必要になるので、購入時は確認が必要です。
外部アンテナとの接続
AX3000と外部アンテナを接続します。
接続は簡単で、外部アンテナ側のケーブルの先についている留め具を、AX3000に固定するだけです。
工具はなにも必要ありませんでした。
また、外部アンテナの底面には磁石と滑り止めのラバーがあり、金属ボディのPCにしっかりと固定してくれてとても便利に使えます。
AX3000 WL-WN675X2-Bのドライバー設定
PCへの装着が完了すると、次はドライバーをインストールして認識させる必要があります。
AX3000 WL-WN675X2-Bのドライバーは以下からダウンロード可能です。
https://www.wavlink.com/en_us/drivers/download/f5921f617493.html
"Download"の”Windows”ボタンをクリックすると、ZIPファイルのダウンロードが始まりますので、ダウンロード後に解凍します。
ZIP解凍後、Windowsのデバイスマネージャーを開き、BluetoothとWiFiのドライバーをそれぞれインストールします。
(ダウンロードフォルダの中のBTというフォルダにBluetooth用のドライバーが、WLANというフォルダの中にWiFiドライバーが入っているので、それぞれデバイスマネージャーの該当項目を選択してドライバーフォルダを参照してインストールしてください)
AX3000 WL-WN675X2-Bを実際に使ってみた
ドライバーインストール後、WiFiもBluetoothも問題なく接続されました。
使用していて、特に繋がらなくなったりや途切れるといったことも発生しませんでした。
年式が古いデスクトップPCでも、WiFi6E&Bluetooth 化できるのはとてもいいですね。
1Fに設置したWifiルーターに、2F設置した本PCをWifi接続しYouTubeで4K動画を再生しても、遅延なく再生できました。
高受信感度を謳っているだけあって、以前の旧Wifi子機より、電波のアンテナマークの本数が増えました。
正直、受信感度は期待していなかったのですが、これは嬉しい。
AX3000 WL-WN675X2-Bのまとめ
強み
- WiFi6E対応
- 古いPCにも装着可能
- Wi-Fi受信感度が良い
- Bluetooth 化できる
- 外部アンテナは磁石固定できて便利
- 取り付け、設定が簡単
- 最新の無線規格なのに低価格
弱み
- ノートPCには使用不可
- マザーボード側にPCIeスロット、usb 9ピンスロットの空きが必要
デスクトップPCで、古い規格のWifiを搭載している、もしくはWifiが内蔵されていなくて困っているといったケースにぴったりの製品です。
AX3000 WL-WN675X2-Bを装着することで、最新の無線規格に対応できます。
また、最新の無線規格なのにとんでもなく価格が安い!!
恐ろしい程コスパがいい無線LANカードAX3000 WL-WN675X2-B、ニーズに合うなら今が買いです!!