本記事はメーカーのRevopoint様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。

Revopoint POP 3 3Dスキャナー 期間限定! 早期予約イベント実施中

早期予約の場合、1割引価格でのご購入が可能です!
また早期予約のお客様は、機器の発送が6月22日から開始されます!

早期予約イベントの締め切りは6月21日となりますので、この機会を逃さず、ぜひ最後までご覧ください!

はじめに

メガおじ

「こんにちは、メガおじです。
今日もテクノロジーの時代を生き抜くための勉強として、新たなマシンを紹介します。
 今回は、Revopoint POP 3 3Dスキャナーという製品です。」 

「ねぇ メガおじ、れぶぉぽいんとぽっぽすりーすりーきゃなーってなに?」

メガおじ

「スリーディースキャナーね。
 実際にあるものを、立体的な映像としてパソコンに取り込んだり、新しく物を作りだせたりします。
 そしてレヴォポイントは、有名な3Dスキャナーの会社なんです。」

「へ~、それっておもちゃも作れるの?」

メガおじ

「えぇ、物にもよりますがそういうことも可能です。使いこなせばいろんな楽しみ方が味わえます。
 では、最後までついてきてください。」

Revopoint社について

Revopoint社は2014年に創立して以来、スキャナー事業に取り組む会社で、
2015年に3Dスキャナー発売して以来、先進的な3Dスキャナーの開発に力を入れています。

欧米のクラウドファンディングで多額の資金を集めてきた実績もあり、世界中から期待を集めています。

現時点では3Dスキャナーの一般普及率はそこまで高くないと思いますが、最近では業務用レベルの3Dスキャナーと同等の性能を実現しかつ、手頃な価格での提供が進んでいます。

今回紹介するPOP 3 3Dスキャナーは、初代POP、そして昨年発表されたPOP 2からさらにアップグレードした、一般用かつ高性能な商品となっています。

3Dスキャナーについて

実物体にたいして、あらゆる角度からの映像撮影やレーザーの照射などによってデータ化する機械です。

Revopoint POP 3 3Dスキャナーを開封

意外とコンパクトだと感じました。
箱のサイズは、33.5 × 27.8 × 7.2 cm。

箱の中身です。
部品が少なく、組み立ては簡単そうです。

POP 3 3Dスキャナーの本体は、かなりコンパクトかつ軽量で手のひらサイズです。

Revopoint POP 3 3Dスキャナーの概要

製品仕様

テクノロジーデュアルカメラ赤外線ライト
シングルフレーム精度最大0.05mm
シングルフレーム正確度最大0.1mm
シングルスキャン範囲125 × 225 mm
動作距離150~400 mm
最小スキャンサイズ20 × 20 × 20mm
スキャン速度最大18fps
光源クラス1:赤外線
IMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)あり
トラッキングモード特徴、マーカ
スキャン環境室内/室外(直射日光下では、精度が落ちる可能性あり)
カラースキャンあり
スキャナサイズ(L) 153 × (H) 29 × (D) 45 mm
ボタン機能スキャン開始/停止、露出調節
LEDインジケーター右:パワーインジケーター 左:接続インジケーター
Wi-FiWi-Fi6
対応OSWindows 10/11 (64ビット)、macOS、Android、iOS
必要なソフトウェアRevo Scan 5.0
3Dプリンティングへの対応あり

3Dスキャナーが難しいオブジェクトと対策

POP 3 3Dスキャナーは、多くの3Dスキャナーと同様に、黒色、透明、反射する対象物をスキャンが難しい場合があります。
例としては、黒い・暗い、光沢が強い、金属・メッキ処理をしている、半透明・透明などのようなオブジェクトがあげられます。

これらの場合、スキャンスプレー、パウダーなどの表面処理を行う必要があります。

Revopoint POP 3 3Dスキャナーのパッケージ内容

「スタンダードセット」と「アドバンスセット」の2種類から選択できます。

スタンダードセット

ケーブル類が充実していて、ターンケーブルやマーカー、粘着タック、吸光シートなどのアクセサリーが付いているのが好印象です。
また、持ち運び用のキャリーケースが付いているのも助かりますね。

アドバンスセット

アドバンスセットには、スタンダードセットに加え上図のアクセサリーが付いてきます。
どれもありがたいですが、特に着目するべきはバッテリーハンドル(Power Bank)だと思っています。

バッテリーハンドルは、POP 3 3Dスキャナー本体とドッキングさせることができ、そこからケーブルを介して電源供給させることができます。

このバッテリーハンドルのメリットは、電源供給のためのケーブルの長さ制限から解放され自由に動き回れることであり、選んで損はないセットだと思います。

その他にも、別売りで大型ターンテーブルや充電式LEDライトなどもありますので、ハイレベルなスキャンが可能です。

Revopoint POP 3 3Dスキャナーのシステム要件

パソコン、スマートフォンのどちらでも使用できます。

パソコンでの使用

WindowsWin 10/11 (64ビット) 対応、メモリ8GB以上、CPU Intel Core i5 以上
MacIntel × 86 チップ搭載型 → macOS 10.15以降のモデル
Apple M1 チップ搭載型→ macOS 11.0以降のモデル
メモリ8GB以上
ディスプレイ解像度1920 × 1080 推奨、最小 1344 × 768
接続USB接続、Wi-Fi接続

スマートフォンでの使用

AndroidAndroid 9.0以上、Harmory OS 対応、RAM容量 6GB 以上
iPhoneIPHONE 8 Plus 以降のモデル
第6世代 iPad 以降のモデル
システムバージョン iOS 13.0 以上
接続USB接続(iOS/IpadOSは非対応)、Wi-Fi接続

Revopoint POP 3 3Dスキャナーのソフトフェアと組み立て

3Dスキャナーを使用するために、ソフトウェアのダウンロード、スキャナー組み立て・環境設定が必要です。

ソフトウェアのダウンロード→インストール

「公式サイト」→「サポート」→「ダウンロード」の手順で進み、デバイスに対応するRevo Scan 5.0をダウンロード→インストール
https://www.revopoint3d.jp/

スマートフォンでは、Google PlayまたはApple Appストアで、「Revo Scan」と検索しダウンロードできます。

組み立て・環境設定

POP 3 3Dスキャナーや三脚スタンド、バッテリーハンドルやスマホホルダー、クイックリリースキットなどを、使用するデバイスや好みに合わせて組み合わせます。

また、スキャン土台としてターンテーブル・組み合わせボードなどを活用するときれいにスキャンできます。
ターンテーブルは付属のUSBケーブルを差し込みスイッチを動かせば一定速度で回転してくれます(回転速度も調節が可能)。

POP 3 3Dスキャナーは、クイックリリースキットに付いてるボタンを押しながら着脱します。
クイックリリースキットの代わりにスマホホルダーを付ける際も、ボタンがあり同様の手順です。

とてもシンプルかつ、環境や好みに応じていろいろな方法が選択できそうです。

また、バッテリーハンドルやスマホホルダーを使用するれば、外出先でも気軽に使用できそうです。

Revopoint POP 3 3Dスキャナーとデバイスの接続

今回はパソコンにUSB接続してみます。
使用するケーブルの長さが2m以上あり、利便性が高いと思いました。

USB接続

ステップ1:USBケーブルのType-C(3.0)端子をPOP 3背面のポートに差し込みます。
ステップ2:USBケーブルのType-A(3.0)端子をパソコンのUSBポートに差し込みます。
      TypeAポートがない場合は、Type-Cアダプターを使用します。
ステップ3: インストールした Revo Scanを起動します。

Wi-Fi接続

ステップ1:USBケーブルのType-C端子をPOP 3背面のポートに差し込みます。
ステップ2:USBケーブルのType-A(3.0)端子あるいはType-Cアダプターを、USBコンセント式充電器に差し込みます。
ステップ3:ネットワーク一覧にて、「POP3-XXXXXX」のWi-Fiに接続します。
ステップ4:Wi-Fi接続後、インストールした Revo Scanを起動します。

*Wi-Fi接続の場合、スキャナーをパソコンのUSBポートに接続すると、USBモードと誤認される可能性があります。

Revopoint POP 3 3Dスキャナーを実際に使用してみた

今回は以下PCでPOP 3 3Dスキャナーを使用しました。

OSWindows 10 pro 22H2 64bit
CPUIntel(R) Core(TM) i7-4770 CPU @ 3.40GHz
メモリ8GB
SSD128GB
グラフィックボードNVIDIA GeFoce GT 1030

使用の手順

ステップ1:POP 3 3Dスキャナーとデバイスを接続します。
ステップ2:インストールしたRevo Scan を開きます。
ステップ3:新規プロジェクトを選択(スキャナー接続済みであることを確認)
ステップ4:「開始」を選択
ステップ5:被写体の全体をスキャン
ステップ6:「完了」を選択
ステップ7:編集から「点群の融合」、「メッシュ化」、「テクスチャ」を選択して適用する
ステップ8:「エクスポート」から、「点群モデル」、「メッシュモデル」、「テクスチャモデル」のいずれかを選択
ステップ9:ファイルの保存

Revo Scanの使用はこのような画面になります。
操作もシンプルかつ日本語なので、初心者の方も安心して使えます!

ポイント

  • スキャン距離:スキャン距離を調節し、「ベスト」を保つ
  • スキャン精度:「高精度」、「標準精度」から、デバイスのスペックなどに合わせて選択
  • トラッキング方式:「特徴」、「マーカー」から選択
  • スキャン対象物:「一般」、「黒色」、「人体」から、被写体に応じて選択
  • カラースキャン:あり/なしを選択
  • 平面消去:あり/なしを選択
  • 被写体や環境に応じて、マーカー、粘着タック、吸光シートを活用する
  • 一時停止、照射角度の調整、露出設定の手動・自動の切り替え、ターンテーブルの使用などを駆使する
  • メッシュ化やテクスチャ、合成機能などを活用しよりきれいな仕上がりを目指す

カラースキャン

Revopoint POP 3 3Dスキャナーの魅力は、カラースキャンの精度です。

実際にこのマトリョーシカで試してみました。

模様から少し汚れているとこまで再現されています。
やや粗いところもありますが、もう少しスキャン量やスキャン角度をかえればもとっきれいになるでしょう。

感想

驚くほど簡単に使用できて、スキャン精度・速度も優れているハイスペック商品だと思います。
しかも、コンパクトかつシンプルな仕組みで持ち運びも楽々です。

カメラは自動的に被写体をとらえ、位置情報を照合し高速かつ正確なスキャンが可能でした。
カラースキャンもかなりの精度で、大変満足しています。

また、ソフトの導入から組み立て、実際の使用に至るまでの工程がシンプルで、初心者の方にもおすすめです。

今後思い出を3D化したり、プリントアウトすることでオリジナルな制作物を作ったりと、楽しみが増えました!

Revopoint POP 3 3Dスキャナーのまとめ

強み

  • シングルフレーム精度:最大0.05mm、シングルフレーム正確度:最大0.1mmの性能
  • フレームレート:最大18fpsと滑らかなスキャンが可能
  • カラースキャンの精度
  • コンパクトでスマートな商品
  • 軽量で、持ち運びに優れている
  • 接続できるデバイスが豊富
  • Wi-Fi 6接続が可能
  • 備品が充実している
  • 初心者にもハードルが低いシンプルな作り

弱み

  • スキャンする為のPCは、ある程度のスペックが必要
    ※実際にcorei3の2世代/メモリ8GB/SSDの機種で試したときは、スキャンができなかった。

メガおじ

「どうでした?Revopointは、毎年アップグレードされた3Dスキャナーを発表していて、素晴らしい熱意の高さですね。」

「すごいマシーンだった。これで巨大ロボットも作れるね!」

メガおじ

「さすがにそれは無理かな...
今後ともさらなる開発と、POPシリーズの一般普及に期待です。
近い将来、3Dプリンターも含めもっと気軽に3Dスキャナーを入手でき、遊び方が多様化するかもしれませんね。」

「それでは、また次のブログで。」

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早期予約イベントの締め切りは6月21日となりますので、この機会に是非GETしてみてください。


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