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本記事はメーカーのEHOMEWEI様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
今回はEHOMEWEIのモバイルモニター『G156NSR』 を試してみたのでレビューします。
「こんにちは、メガおじです。
今回はEHOMEWEIのモバイルモニター『G156NSR』 を紹介していきます。」
「EHOMEWEIは前に、16インチ モバイルモニター EHOMEWEI E160DSLと、
13.3インチ モバイルモニター EHOMEWEI O133DSLで紹介したメーカーだね。」
「そうですね。
持ち運びに適していて、しかも高画質なモバイルモニターでしたね。」
「今回紹介する『G156NSR』は、普通のモバイルモニターとは何が違うの?」
「『G156NSR』はよりゲームを快適に遊ぶのに優れたモバイルモニターです。
『G156NSR』の紹介と合わせてゲーミングモニターの解説も少し行いますので、
興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。」
ゲーミングモニター の特徴
パソコンであまりゲームをしない人にとっては、ゲーミングモニターといっても、いまいちピンと来ないかもしれませんね。
一般的にゲーミングモニター の特徴は、以下がよく上げられます。
応答速度の速さ
応答速度とは、画面の色が切り替わるまでの時間を指します。
(単位:ms 1msは、0.001秒 数値が小さいほど優れている)
ゲーミングモニターはこの応答時間が速く、ゲーム内の激しい動きの中でも映像がブレにくくなります。
リフレッシュレートの高さ
リフレッシュレートとは、モニターが画面の更新を1秒間に何回行っているかを指します。
(単位:Hz)
1秒間の画面の更新回数が多いことのメリットは、映像がより滑らかになり、さらに更新回数が多い分、状況判断がしやすいことです。
以下のNVIDIA GeForce Japan様のyoutubeチャンネルの動画から、リフレッシュレート値と描写の違いが視覚的によく分かりますので、ぜひチェックしてみてください。
入力遅延の少なさ
入力遅延とは、映像入力信号に対してモニター内部で信号の処理をして、パネルに出力されるまでの時間を指します(単位:ms 1msは、0.001秒)。
この入力遅延がより少ないことで、すばやく状況確認が行え、ゲーム操作と映像のズレが少なくなることで、より正確で高度な操作が可能になります。
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRの開封
EHOMEWEIのモニターは、毎回しっかりと梱包されています。
内容物
- モニター本体
- モニターケース
- HDMI to Mini HDMI ケーブル
- USB-C to USB-C ケーブル × 2本
- USB-A to USB-C ケーブル
- 充電アダプタ
- クリーニングクロス
- ユーザーマニュアル
- クイックユーザーガイド
今回のゲーミングモニターも、クッション性が高くケーブル類の収納も可能な持ち運びを前提としたロゴ入りモニターケースが付いています。
また、ユーザーマニュアルとクイックユーザーガイドも日本語なので安心できます。
ケーブル類
ケーブルは、HDMI to Mini HDMI ケーブル、USB-C to USB-C ケーブル × 2本、USB-A to USB-C ケーブルがあり、映像出力・電源供給を賄えます。
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRのスペック
以下、G156NSRのスペックです。
メーカー | EHOMEWEI |
型番 | G156NSR |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネルタイプ | IPS (QLED) 非光沢パネルを採用 |
解像度 | 2K (2560x1440) |
応答速度 | 1 ms |
リフレッシュレート | 144 Hz |
視野角 | 178° |
色域 | DCI-P3 100% |
明るさ | 500 cd/m2 |
コントラスト | 1500:1 |
映像入力端子 | USB Type-C、Mini-HDMI |
スピーカー | 1W x 2 |
厚さ | 4 mm |
重量 | 約700 g |
材質 | CNCメタル合金 |
定格消費電力 | 15W |
その他の機能 | G-SYNC・FreeSynC 機能 |
モニタースタンドは0度から90度まで動かせるので、画面を見やすい角度に変えることが可能です。
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRの設定
今回の接続環境
今回は以下のPCに『G156NSR』を取り付けてみました。
型番 | Dell Vostro 3800 |
OS | Windows 10 pro 22H2 64bit |
CPU | Intel(R) Core(TM) i7-4770 CPU @ 3.40GHz |
メモリ | 8GB |
SSD | 128GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeFoce GT 1030 |
PC接続設定方法
今回の検証PCでの接続設定は以下の通り。
- PCとG156NSRを、HDMI to Mini HDMI ケーブルとUSB-A to USB-C ケーブルで接続
- 画面拡張をしたい場合は、PC側のディスプレイ設定もしくはショートカット([Windows キー]+[P])にて設定
デスクトップパソコンのメインモニターとして使用しました。
ケーブルを挿すだけで使えるというとても優しい仕様です。
PC側のUSB Type-Cポートが映像出力(Thunderbolt3)にも対応していれば、USB Type-Cケーブルの一本で接続可能となり、環境もスッキリします。
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSR側 設定項目
<設定項目 1>
- 画面反転(180°)
- アンカー(照準機能)
- 自動コントラスト調整
- 設定をリセット
- mini-HDMI信号
- 信号自動選択
- 音声ミュート
- ゲームモード
- 動画視聴モード
- Web閲覧モード
- 読書モード
- 音量調整
- 明るさ調整
- コントラスト調整
<設定項目 2>
- 色温度調整(6500、9300、sRGB)
- 色相
- 飽和度
<設定項目 3>
- 言語切替(中国語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、日本語)
- HDR切替(ON/OFF/AUTO)
- 3Dサウンド
- ブルーライトカット
- シャープネス
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRの映像美
一般的なディスプレイは、リフレッシュレートの平均が30~60Hz程度、応答速度は3~5ms程度が多いです。
G156NSRは、QLED(量子ドット技術)を採用した2K高画質かつ、リフレッシュレートが144Hz、応答速度が1msであり、FPS・TPS等のゲームやアクション映画等の動きが激しい映像に特化しています。
今回の検証環境でも、解像度2K:(2560x1440)、リフレッシュレート144Hzと、期待値の数値が出ていますね。
実際に上記の動画で、同じくEHOMEWEIのE160DSLとの残像比較チェックをしてみました。
高速になってくると、やはりG156NSRは残像感が少なく感じます。
2K・QLED(量子ドット技術)によって、高純度の色彩を実現し画面もヌルヌル動く性能は、ゲームレベルをより高みへ押し上げてくれるでしょう。
また、非光沢パネルを採用していて、光の反射が抑えられ長時間の利用でも目が疲れにくくなります。
視野角も、標準クラスのモニターが160°程度だとすると、 G156NSRは178°とかなり広めです。
G156NSRの映像美のポイントは以下です。
- QLED(量子ドット技術にて、高純度な繊細かつ色鮮やかな美しいディスプレイを表現
- 2K (2560x1440)
- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:1ms
- 非光沢パネルを採用
- 視野角:178°
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRのスピーカー
1W×2のスピーカーを内蔵しています。
上記の動画で、低音~高音をチェックしました。
高音帯はしっかりと聞こえる反面、低音帯の聞こえはややボリュームが小さく感じます。
ワット数も1W×2であることから、ゲームや映画鑑賞などで臨場感を感じたいという方は、外部スピーカーやヘッドフォンを推奨します(この薄さを実現しているモバイルモニターでは、仕方ない部分ではありますね)。
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRの最大の特徴
G156NSRは、高画質映像とゲーミングなどに適した性能を実現しながら、コンパクトかつ持ち運びできるモニターです。
ディスプレイサイズ15.6インチで、その重さは約700g、厚さは4mmというコンパクトさ。
さらに、持ち運び用のケースもしっかりついている親切さ。
自宅・友達の家・外出先・オフィス・旅行先などなど、あらゆる場面で活躍できます!
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRの強み、弱み
強み
- 圧倒的な薄さ4mmと約700gの軽さで持ち運びも快適(持ち運びケース付き)
- 2K高画質 (2560x1440)でQLED(量子ドット技術)を用いたな映像美。
- フレッシュレート:144Hz、応答速度:1msとゲーミングに特化した性能
- 非光沢パネルを採用し光の反射を抑え、長時間のゲームプレイでも疲れにくい
- 広い視野角:178°
- ゲーミングモニターは高価なものも多い中、30,000円以下で手に入る
弱み
- タッチパネルは非対応
- 4K画質は非対応
- 搭載スピーカーは、ゲームや映画鑑賞などで臨場感を感じたいという方には物足りない
EHOMEWEIゲーミングモニター G156NSRのレビューまとめ
また過去に、16インチ モバイルモニター EHOMEWEI E160DSLと、13.3インチ モバイルモニター EHOMEWEI O133DSLも別記事で紹介しています。
興味がある方は、合わせてぜひご覧ください。