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本記事はメーカーのHuepar様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
「こんにちは、メガおじです。
早速ですが、皆さんレーザー墨出し器という工具を使ったことがありますか?」
「うーん、聞いたことがないよ。
墨を吹きかける機械なの?」
「レーザー墨出し器は、レーザーを照射して、
壁などに基準線を引いたり、交点を定めるときに使います。」
「そしてこの基準線のことを、建築用語で墨と言ったりします。」
「実際に墨を吹き出すわけじゃないんだね!」
「実際に墨でラインを引く、墨つぼという工具もあります。」
「ですが今回は、墨を使わず簡単に線や交点を定めることができる、
一般のDIY好きも使いやすい、
そんなHuepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGを紹介します。」
Hueparについて
Hueparは、楽天市場やAmazonなどで電気工具等を中心に販売している中国のメーカーです。
全体的にコストパフォーマンスに優れ、家庭用途~専門的用途まで幅広く利便性を兼ね備えた製品を販売している印象です。
特にレーザー墨出し器には定評があり、多くのショッピングサイトで高く評価をされています。
Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGの概要
梱包サイズ | 25.7 x 24.1 x 13.8 cm |
重さ | 1.89 kg |
電源 | 3.7V / 6600mAh専用充電池&電源アダプター(USB充電対応) |
レーザークラス | クラス2*1 電力出力<1MW |
レーザー波長 | 505~520 nm |
精度 | 10 mの距離で ±3mm |
自動補正範囲 | ±3.5° |
自動補正時間 | ≤3秒 |
作業範囲(室内) | 室内:25 m(線)/ 30 m(点) 受光器使用時:40~60 m |
動作時間 | 約10時間 |
充電時間 | 5V / 2Aで約5時間 |
防塵・防滴 | IP54相当 |
作業使用温度 | -10℃~50℃ |
保管温度範囲 | -20℃~70℃ |
*1 :レーザークラス2は、400nm~700nmの波長範囲の可視光を放出するレーザ製品で、瞬間的な被ばくのときは安全であるが、意図的にビーム内を凝視すると危険なレーザ製品ですので注意してください。
Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGを開封
25.7 x 24.1 x 13.8 cmの梱包箱からは、専用ケースが出てきました。
これは保管・持ち運びに助かります!
さらに専用ケースを開封すると、上図の状態です。
ケース内は、それぞれの部品を収める場所が決められていて、しっかりと収まる仕様ですね。
セット内容
703CG レーザー墨出し器本体(L型マウント付き) |
3.7V/6600mAh専用充電池 |
充電アダプター |
Type-C型充電ケーブル×1 |
水準器 |
日本語取扱説明書 |
専用収納ケース |
Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGの特徴
持ち運びに優れている
専用ケースが付いていて、保管はもちろん持ち運びが容易です。
また、本体とL型マウントとバッテリーを合わせても1kg未満で、コンパクトかつ軽量で使い勝手がよいですね。
照射パターン
3軸方向(横1本と縦2本) × 360°のフルライン
レーザーの見やすさ
高輝度レーザークラス 2、電力出力<1MWのレーザーで、さらに視覚的に見やすいグリーン色(環境にもよりますが)のレーザーを採用しています。
作業範囲
室内で約25 m~ 30 mの範囲の照射が可能です。
さらにパズルモードにて、受光器(別売り)『B07CVTZT2K』や『B0BN1JMQVD』を使用することで、40~60 mまで広げることができます。
防塵・防滴の耐性あり
保護等級IP54相当の防塵・防水構造ボディで、ホコリの多い現場や急な雨や粉塵から内部を保護できます。
使いやすいバッテリータイプ
3.7V/6600mAh専用バッテリーで、全照射モードで約10時間の連続使用が可能です。
本体への着脱は、本体に対してスライドさせるだけの簡単仕様です。
バッテリー残量は、充電時やスイッチボタンを押すことで確認することができます。
- バッテリー残量あり:青点灯1~3個
- バッテリーフル充電:緑点灯
- バッテリー切れ近い:ランプ高速点滅
充電は、同梱されている約100cmのType-Cケーブル + アダプターでおこないます。
L型マウント機能
開封した時からL型マウントが本体に付いていました。
本体からの取り外し可能です。
三脚への接続が可能(別売り)
1/4と5/8のネジ穴が付いていて、多くのカメラ三脚やレーザー三脚に接続が可能です。
360°の可動域
L型マウント側面についてある歯車を回すことで、L型マウントを軸に本体を360°(左右どちらでも)回すことができます。
ラインの微調整にはもってこいの機能ですね!
マグネット機能
L型マウントの裏面に、強力なマグネットが4個付いてる面があります。
これにより使用の幅が大きく広がりそうですね!
また、このマグネットはかなり強力なので、まず落ちることはないでしょう。
その他
三脚が使えない場所やマグネットが使えない場所、高い場所の測定では、ビス等で壁や柱に固定して使えます。
Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGを実際に使用してみた
電源を入れる
電源にかかわるスイッチは2つあります。
- ロックスイッチ(左上図):左右へスライド
- 起動&ライン切り替えボタン(右上図):2秒長押し
モード選択
自動補正モード
ジンバル方式を採用した703CGは、重力を活用し3.5°までの範囲で自動補正(垂直、水平に合わす)することができます。
選択方法:ロックスイッチを右へスライド
3.5°以上傾いている場合は、レーザーの高速点滅で知らせてくれます。
傾斜モード
703CGに角度をつけ、傾斜ラインを照射することができます。
選択方法:ロックスイッチを左へスライドさせた状態で、 起動&ライン切り替えボタンを2秒長押し
傾斜モード時は、レーザーが5秒間隔で点滅します。
パルスモード
パルスモードは、作業範囲が広くレーザー照射距離を伸ばしたい場合に使います。
703CG起動中に、上図のパルスモードボタンを押すことで選択できます。
パズルモードには受光器(別売り)『B07CVTZT2K』や『B0BN1JMQVD』が必要なため、詳細は今回省きます。
電源OFF
自動補正モードの場合
ロックスイッチを左へスライド
傾斜モード
方法は、以下の2つあります。
- ロックスイッチを右へスライドさせ、もう一度左へスライドさせる
- 起動&ライン切り替えボタンを2秒長押し
レーザーライン切り替え
起動&ライン切り替えボタンを押すことで、照射するラインを選択できます。
輝度の調節
上図の輝度調節ボタンを押すことで、3段階に輝度を調節できます。
※パルスモードでは、使用不可です。
使用場面
屋内作業場面です。
カーテンで入ってくる日光を調節すれば、ラインはくっきり確認できます。
逆に日当たりがとても良い部屋での作業時には、近くで最大輝度でもこの薄さになります(屋内作業用なので当然ですが)。
また実際に、天井にフックネジを取り付けた場面を紹介します。
目星をつけた設置場所を、上図のように簡単にマークできるのは良い点ですね。
天井側も上図のように、交差点をマークできます。
このように、ピンポイントの設置場所を定めるのに、墨出しレーザーは非常に便利となります。
そして、上図のようにフックネジを取り付けました(古くてかなりサビてますが笑)。
Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGを使った感想
今回Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGを使ってみて、レーザーの見やすさ(色と床面の交点など)と簡単な操作性には好感が持てます。
操作性に関して、実際にレーザー墨出しを使用している場面では作業手袋をつけてることが多いですね。
そうした時でも、703CGはボタン操作が簡単で、またボタン同士も距離が離れているので、操作ミスや押し間違いは少ないと思います。
また、コンパクトで軽量な本体と専用ケース・L字マウント付きであることや、バッテリー式であることも使いやすい点です。
DIY好きにとって、保管のしやすさや持ち運びのしやすさはとても重要です。
さらにL字マウント付きやバッテリー式であることは、使用場所を選ばないことにもつながります。
ただ少し物足りない点もあります。
具体的には、遠隔操作ができない点ですね。
リモコンや携帯アプリでの連動ができないということは、微調整の際に作業中行ったり来たりしなくてはならなくなります。
また、手動で調節する際に本体の位置が微妙にズレることもあります。
他にも、フルラインじゃないとかありますが...
DIY好きのエントリーモデルとしては、十分楽しめる製品だと思います。
※もっと性能がよいものが欲しいと思う方、必ず最後までみてください!
Huepar 3x360° レーザー墨出し器 703CGのまとめ
強み
- 見やすいグリーンレーザー
- L型マウントを活用し、幅広い環境に適応できる
- 操作が簡単
- 自動補正モードと傾斜モードの使い分けが便利
- バッテリー式で使い勝手がよい
- 専用ケースがあり、保管や持ち運びに便利
- 本体自体がコンパクトかつ軽量
弱み
- レーザーラインが3軸
- リモコン操作ができない(遠隔操作ができない)
- 携帯アプリに連動できない
- 三脚が付いていない
弱み多いなって思った方は安心してください!
Hueparは上記の弱みに対応した機種も、揃っています!
「いかがでしたか?
レーザー墨出し器はなかなか面白い工具でしたね。」
「真っ直ぐでる線がとてもきれいだったね!」
「直接レーザーを見ないようには注意してくださいね。」
「703CGはエントリーモデルとして、十分楽しめるのかなと思います。
また、より高性能なレーザー墨出し器をお求めの方は、ぜひ他の製品にも目を通していただきたいですね!」
「そうだよね!
リモコン操作とかも使ってみたいよね!」
「作業効率が大幅に変わりますからね。」
「それでは今回はここまで。
また次のブログでお会いしましょう。」
Huepar 下地センサー SF01やHuepar 6本組ドライバーセット SD06についてのレビュー記事も、興味がある方はぜひご覧ください。
また、電工具の持ち運びに優れたツールバックを、以下の記事で紹介しています。
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